この前、野球を見に球場に行ったのですが、夫婦で仲良く野球観戦をしている高齢のご夫婦がいて、とてもステキだな、と思いました。
やっぱり、結婚した人とは、ずっと仲良くいたいものですよね。
結婚や出産までは、趣味趣向が合わなくても「好き」という勢いで乗り切れると思います。
でも、まったく趣味が合わない同士だと、高齢になってからもずっと仲良く……というわけにはいかなくなりそうです。
趣味が合わないと破局の危険?
恋愛は、ほとんどの場合、外見や状況から始まります。
直感的に「いいな!」と思ってくっついた二人の趣味が同じであるとは限りません。
最初は「好き」が勝っているのですが、長期的に付き合うと、どんどん苦しい部分が出てきて、積み重なっていきます。
デートの際も、インドア派とアウトドア派の二人ですと、お互いにストレスを溜め込むことが多くなると思います。
家でマンガを読んだりゲームをするのがが好きなインドア派と、ショッピングや食べ歩きやバーベキューが好きなアウトドア派がつき合っても、ほとんど確実にどちらかが嫌になるでしょう。
「一番大事なのはお互いに理解を示すこと」は理想論
血が繋がっているわけでもない違う人間同士が、長い間一緒にやっていくというのは、並大抵のことではありません。
何かしらの衝突が産まれます。お互いに気に入らないところは絶対に見つかるでしょう。
その際に、寛容な気持ちでお互いのことを認め合い理解し合えるのが、理想のカップル・夫婦なのだと思います。
「趣味は違っても理解があるのが大事」というのは、一つの理想形ではあるし、そこを目指すべきなのでしょう。
しかしこれは、「お金がなくても愛があればいい」と同じようなものであり、現実はそれほど甘いものではありません。
そこには「程度」と言ったものがあるのです。
例えば、「結婚相手の年収なんて気にしない」という人でも、相手の年収が0円(無職)だと「さすがにちょっと……」と思うのではないでしょうか?
年収500万円とは言わなくても、せめて200万くらいはあって欲しいなと、ほとんどの人が考えていると思います。それと同じです。
自分はマンガやゲームなど、インドアの趣味がすごく好きなのに、相手がアウトドアが大好きな人間だと、同じように苦労してしまうのです。
長く一緒にいればいるほど、「趣味が合わない」は重くのしかかってきます。
共通の趣味を持ちにくい時代
それでも、昔はみんなの「共通項」がありました。それはテレビやラジオや新聞です。
お茶の間で、テレビをつければ、みんながそれを見て話題を共有できるようになっていました。
しかし現在は、それぞれ見るものが違います。
テレビの影響力が低下し、YouTube動画など各人がそれぞれの好きなものを見るし、インターネットで仲間を見つけられるようになったので、自分の好きな趣味を追求しやすくなりました。
みんなが同じものを見ていた時代から、それぞれが好きなものを見る時代へ変わってしまったのです。
「共通項」がなくなってしまったがゆえに、日常で出会う男女の趣味趣向がまったく違って話が合わないという事態になり、恋人になる男女、結婚する男女の数は減るいっぽうです。
やはり長い時間を共有していく上で、「趣味が同じ」というのは、見過ごせない要素であると考えられます。
「趣味」が大切になって「出会い方」が変わった
その影響もあってか、近年流行しているのが、インターネットで同じ趣味の恋人を探せるマッチングサービスです。
やはり、需要があるところにはちゃんとサービスが産まれるもので、インターネットによる趣味の細部化の問題は、インターネットによって解決がもたらされました。
オンラインで男女が出会うマッチングサービスは、「たまたま近くにいる男女」ではなく、「趣味が同じ男女」がくっつくようになっています。
例えば「pairs(ペアーズ)」というマッチングアプリには、「コミュニティ」という機能があって、趣味や趣向が同じ人を探せるようになっています。
- 海外旅行好き
- インドア派
- タバコを吸わない人が好き
- 進撃の巨人
- 筋トレ
などなど、自分の趣味趣向を登録して、同じ趣味の人とマッチングできるのです。
また、サイバーエージェントが運営する「タップル誕生」は、よりエンタメを重視して、同じ趣味の仲間を探しやすくなっています。
トークチャットで、自分の趣味についてのことを話すために使っているユーザーも数多くいます。

このようなマッチングアプリは、例えばアメリカでは最も主要な男女の出会いになっているし、日本でも普通の男女が普通に使うようになっています。
昔の「出会い系」のように後ろめたいイメージはなく、インターネットによる、今の時代に適した「出会い方」が広まっているのです。
趣味のある女子こそマッチングアプリの出会いがおすすめ
特にオススメなのは、女性ユーザーです。
基本的に日本のマッチングサービスは、男性側が女性側にアプローチするという文化になっています。
男性のほうが比率が多めなので、自分の趣味をプロフィールにしっかりと書けば、それを理解した男性がアプローチしてくれます。
日常ではちょっと言いにくい趣味を持っている方も、マッチングアプリでは「どうせなら!」と思って趣味全開で気の合う人を探してみるのもいいかもしれません。
登録した際のプロフィール文などは、こちらをご参考ください。
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