恋愛結婚よりもお見合い結婚のほうが満足度が高い?良い結婚相手の見つけ方

現代は「恋愛結婚」の価値観が主流であり、「お見合い」というのは古臭い文化になってしまいました。

しかし、恋愛結婚よりもお見合い結婚をした夫婦のほうが、長期的には幸せになれる確率が高いのです。

これは現代的な価値観からすれば衝撃的な事実のようにも思えますが、ちゃんとした根拠があります。

「運命の人」などいない!夫婦関係に努力は不可欠

『選択の科学』を執筆したコロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授によると、結婚してから一年以内ではお見合い結婚よりも恋愛結婚のほうが満足度が高いのに対して、結婚後十年を超えるとお見合い結婚をした夫婦のほうが幸福度が高くなるというのです。

なぜなら、お見合い結婚をした夫婦のほうが、お互いの関係を良好にするための努力をしているからです。

「運命の結びつきだ」とか「自分たちは相性がいい」と思って夫婦になったカップルは、結婚生活でうまくいかないことがあると、「運命」という前提がなくなるため、些細なことで崩壊してしまいやすくなります。永遠の愛を誓いあって結婚したはずのカップルが呆気なく離婚してしまうのはそのためです。

一方で、「自分たちはもともと赤の他人なんだから、関係をよくしていくために努力しなければならない」という考え方をしているお見合いカップルは、うまくいかないことがあっても、それを乗り越えるための頑張る傾向があります。

そのため、短期的なスパンでは恋愛結婚をした夫婦のほうが幸せなのですが、長期的にはお見合い結婚をした夫婦が幸せになりやすいのです。

つまり、「努力」は相性や選択に勝るということです。

結婚生活は、「運命の人」を見つけたから上手くいくというようなものではなく、結婚した後に関係をよくしていこうとする「努力」によって幸福なものとなります

そもそもの話、恋愛結婚は近代になってからの価値観であり、それ以前のずっと長い時間、人類は自分の意思ではない相手と結婚して、それでもずっとうまくやってきたのです。適当に組み合わさった男女でもやっていけるように、人間はできているのです。

この事実は、時間的な制約から、結婚相談所などの婚活系サービスなどを使って相手を見つける必要がある人に希望をもたらすものであると思います。

諦めや妥協の末の結婚にも大きなメリットがあり、お互いに努力していくことで、恋愛結婚をした人よりもずっと上手に、幸福な夫婦関係を育んでいけるのです

結婚は「旅」だと考えよう

多くのドラマや物語で描かれる現代の恋愛観は、結婚を「おとぎ話」になぞらえています。

何かしら運命的なものがあり、愛し合った男女が幸福に結ばれます。幸せのピークとして結婚式が描かれます。

しかし、その後の離婚率の高さからわかるように、恋愛での幸せというのは一時的なものです。相手に夢中になっているときはなかなか気付かないものですが、恋愛と結婚は別物なのです。

『残酷すぎる成功法則』の著者エリック・バーカーによると、結婚は「旅」に喩えるとうまくいくそうです。

結婚相手を互いに運命の相手だと思うことはロマンチックだし、短期的には幸せを感じるのですが、何か問題が起こったときに、それはそのまま裏目になります。

「運命の相手」という幻想が崩れてしまった後は、一気に破綻へ向かいやすいのです。

二人の関係を「旅」だと考え、さまざまな困難や紆余曲折を経ても、幸福という目的地に向かおうとする姿勢でいくほうがうまくいくのです

いい結婚相手を見つける方法

以上のことを踏まえた、いい結婚相手の探し方は、「努力できそうな人かどうか?」というものです。

「相性の良い人を見つければうまくいく」と考えている人よりも「お互いに関係をよくしていこうとする努力が大事」と考えている人を選ぶのがいいかもしれません。

恋愛というのは大抵の場合において近視眼的なものであり、それが破綻したときのダメージも大きいです。「運命の人」という幻想は捨てたほうが最終的には幸せになれます。

結婚する前の段階では、「自分にピッタリな人」かどうかではなく、「夫婦関係をよくするために努力していけそうな人かどうか?」にフォーカスするのがいいでしょう

もちろん、自分自身が努力することが一番大切なのですが。

 

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