ファッションは重要です。モテたいのであれば、それなりに服選びに気を使わなければいけません。
しかし、多くの人がファッションの良し悪しについて勘違いをしています。
今回は、女性にモテたい男性がどういうファッションをすればいいのかを解説していきます。
ファッションは最低限を目指そう!
まず、モテるかモテないかでファッションを考えるとき、重要なのは、「ファッションはプラスを狙うものではなく、マイナスを避けるもの」であるということです。
ファッションセンスがものすごく良かったからと言って、それによって大逆転できることはほとんどありません。
そもそも、みなさんは女性のファッションをそんなにちゃんと見ますか?
エロい格好をしているかどうかは重要かもしれませんが、そもそも男性は女性のファッションをそれほど細かいところまでは見ていません。基本的には、美人ならどんな格好をしていても良いものだし、ブスはどれほどオシャレでもダメです。
そして、実はオシャレに気を使っているでさえ、異性のファッションを細かいところまで見ているかと言えば、そうでもないのです。
ファッションを追求するのは自己満足のためであり、モテのためではありません。ものすごくオシャレを頑張ったからといって、それによってモテることはあまりないのです。(ファッションに強いこだわりがあるのであれば、それはあくまで自分のためにやりましょう。)
一方で、ひどいファッションセンスだと、大きなマイナスになります。特に女性は、並んで歩いていて恥ずかしくないかどうかを重視するので、「ダサい男」は大きな減点対象になります。
異性の目を気にしたファッションは、こだわりすぎても意味がなく、気にしなさすぎたら大きなマイナスになります。
つまり、ファッションは最低限をわきまえた無難なものを目指すべきなのです!
「普通」のファッションが一番良い!
多くの人が勘違いしていることに、「モテるというのは、何かが突き抜けていることである」というものがあります。
これはむしろ逆で、「多くの要素が平均値に収まっているほうがモテる」のです。
実は、大勢の顔の平均値を算出すると、いわゆる「美人」や「イケメン」と思われやすい顔になります。
顔の特定の要素が突き抜けているのがブサイクであり、様々な要素が平均的であることが美人と思われやすい条件なのです。
人は見慣れたものを好みます。これは、心理学では「流暢性(りゅうちょうせい)」という概念で知られています。脳には処理しにくいものよりも処理しやすいものを好ましいと判断するバイアスがあり、そのために人は普通(平均的)なものを好きになりやすいのです。
だから、往々にして私たちは、もっとも見慣れた(もっとも平均的な)顔の人を「美人」や「イケメン」だと感じます。
実は、ファッションにも同じことが当てはまります。
奇抜なファッションや攻めたファッションよりも、「普通の」ファッションが良いのです。
その時代(モード)において、もっとも無難だと思われる「普通の」服装が、最低限かつモテやすいファッションということになります。
無難なファッションをするためには
上の章を読んで、ファッションにおいて特別なことをする必要もセンスを磨く必要もないことがご理解いただけたでしょうか?
「普通のファッション」をすればそれでいいのです。「普通の」と言われてもそれが難しいのですが、ともかく、ファッションにおいて「卓越ではなく普通がいい」という意識はとても重要です。
大きなプラスを得るのではなく、マイナスをなくす服選びをすればいいのです。
具体的にポイントを挙げるならば
- 自分の身体にフィットする服を選ぶ
- ユニクロやH&MやZARAなど人気のチェーン店で買う
を意識しましょう。
ファッションにおいて最優先すべきことは、自分の身体にジャストフィットするような服を選ぶことです。ぶかぶかに着こなすことがカッコイイという感性はやめましょう。太っている人がゆったりとした服でごまかすという技もありますが、なるべく痩せてピッタリサイズの服を着たほうが見栄えがよくなります。
選ぶお店を具体的に言うなら、「ユニクロ」「H&M」「ZARA」などの、安くもなければ高くもない一般的なファストファッション店で、まずはそこに行って「無難な一式」を揃えましょう。
とりあえず普通のものを揃えて、もし希望があるのなら、自分の好みに合わせてちょっとずつ買い替えていくのがおすすめです。
これは料理上達法でもそうなのですが、料理が上手くなるためには、定期的に同じものを作って、ちょっとずつ味の違いを確かめていくのがいいそうです。色々な料理をむやみに作ってもあんまり料理は上達しません。同じものを何度も作って味の違いを確かめていくのが、料理が上手くなる近道なのです。これをやることで、奇抜で変な料理よりも、「普通にめちゃくちゃ美味しい料理」が作れるようになります。
ファッションも似ています。無難な服を毎日着て、それをちょっとずつ自分の感性で調整していくことで、一番モテる服装が完成します。
漫画『服を着るならこんなふうに』がおすすめ
ファッションは、人の体型にもよるし、服に疎い人は名称と実物が結びつかないので、なかなか文字で説明されているものを読んでも理解できないことが多いと思います。
かと言って、ファッション誌を読んでも、内容のほとんどがアパレルメーカーの宣伝なので、まずあてになりません。
そんな方にオススメしたいのが、縞野やえ、ファッションブロガーMB著の『服を着るならこんなふうに』という漫画です。
まさに本記事で書いてきたような、初心者が無難にモテるためのファッションが解説されている漫画なので、この1巻を読めば、あとはユニクロなどに行って服を探してみるのがいいでしょう。
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