滝竜人25とは?
「清竜人25」というアイドルグループがあったことを、みなさんはご存知でしょうか?
2014年から活動していたアイドルユニットで、2017年6月に幕張ホールでラストコンサートをした後で解散しました。
なんとこのグループ、歌手の滝竜人(きよしりゅうじん)とアイドルの女の子達とで結成する「一夫多妻制アイドル」なんです。
メンバーはそれぞれ第1夫人、第2夫人、第3夫人……と呼ばれ、清咲乃、清桃花、清亜美、などと、全員が「清(きよし)」という名字になっています。
世の中には多種多様なアイドルグループが存在してきましたが、その中でもひときわ常識はずれのグループでした。
じゃあどんな楽曲を出していたのか、ということですが、公式がYouTubeにミュージックビデオを投稿しているので、無料で聴くことができます。
さっそくですが見てみてください! 代表曲の一つである「Will♡You♡Marry♡Me?」です。
滝竜人が作詞・作曲しています。
アイドル達のダンスが楽しく飽きさせません。そして、清竜人の美しすぎる裏声には、男でも惚れてしまう人がいると思います。
何度も見たくなる中毒性と楽しさがあり、解散したのが惜しすぎる素晴らしいエンターテインメントグループでした。
「一夫多妻制アイドル」という異色の人気エンターテインメント
アイドルと言えば、女性アイドルなら男性ファンが、男性アイドルなら女性ファンが、というのが正攻法ですが、一夫多妻制アイドルとなると、「誰に需要があって、一体どこを狙っているのか?」というのがよくわかりませんよね。
それでも、エンターテインメントとして多くの人を惹きつけることができたという点で、アーティストとしての清竜人の凄さに度肝を抜かれます。
結婚しているという”体”とは思えないくらい、実際に清竜人が夫人を抱き寄せたりしていて、ポーズだけじゃなくて実際に色々やってるんじゃないかと思わせるようなところもすごいです。
メンバーが妊娠して脱退したりと、本当に色々と常識外れなアイドルグループです。
滝竜人モテすぎぃ!
黒一点の滝竜人ですが、とにかく女の子のファンがめちゃくちゃ多いです!
滝竜人のTwitter(現在はアカウントを消してしまいましたが)を見ると、黄色い声援としか言いようのない女子たちからのリプライがたくさんとんでいました。
男性のファンももちろん多くいたのですが、基本的には若い女性に人気エンターテインメントグループだったように思います。あまり男性ウケするコンセプトではありませんね(笑)
ちなみに滝竜人は、ハーレムアイドルソングの前は、真面目な良曲もしっかりと歌っています。
シンガーソングライターとしても卓越した能力を持つ滝竜人なので、モテるのは当たり前と言えば当たり前です。
ただ、それにしても「滝竜人25」はモテまくりでしたね。
オープンな変態スタイルでセクハラ発言もしまくりでしたが、そういうスタンスだからこそ安心して「好き!」と言える側面もあったのでしょう。
男はモテるからモテる
「こんなにたくさんの女を侍らせてる男はイヤ!」と女性は思ってしまいがちなのでは……と普通に考えるとなりますが、逆なのです。
清竜人は、モテまくりの一夫多妻制アイドルだからこそ、ますますモテて女性ファンを獲得していたのです。
男(雄)には、モテているからさらにモテるという特徴があるようです。
有名なものの一つは、リー・ドガトキンというアメリカの生物学者が行った「グッピーの実験」です。
グッピー(淡水魚)と水槽を使った実験です。グッピーにも、ヒレの美しさなどで、イケメン・ブサイクなど外見の良さという概念があるようです。
- 水槽を3つに仕切り、雄(ブサイク)、雌、雄(イケメン)の順番に入れる
- 仕切りを取り外して雌がどちらとくっつくか実験
- 普通にやると、雌とイケメンの雄がカップルになる
- 今度は、同じように雄(ブサイク)、雌、雄(イケメン)で仕切りをつけるが、ブサイクのほうに別の雌を入れる
- 同じ水槽にブサイクと雌しかいないので、ブサイクはその雌にモテる
- 真ん中に区切られた雌は、モテているブサイクとモテないイケメンを見ることになる
- 同じように仕切りを外すと、雌はイケメンよりもモテているブサイクのほうを選ぶ
という実験です。
イケメンとブサイクではイケメンが選ばますが、モテていないイケメンとモテていないブサイクとでは、ブサイクのほうが選ばれるのです。
この実験の結論は、男は「モテているからこそモテる」です。
滝竜人25は「モテる男」を提供した画期的なアイドルグループだった
滝竜人25は、ただでさえモテる滝竜人に、一夫多妻というさらなるモテ要素を付与して、「最高にモテるいい男」を演出し、たくさんの女性ファンを惹きつけるエンターテインメントグループになっていました。
「イケメンだからモテる」ではなく、「モテるからモテる」を打ち出したのが画期的でしたね。
その試みは成功していて、かなりの女性ファンがつき、黄色い歓声の飛び交うアイドルグループでしたから。
相乗効果で、女の子たち(夫人たち)も、すごく人気がありました。
もちろん「モテ」だけではなく、純粋に楽曲が楽しい一流のエンターテインメントでもあったと思います。
解散は惜しいですが、滝竜人や夫人たちはその後も活躍していますので、彼らが今後どのような面白いものを生み出していくかに注目しましょう。
コメントを残す