俳優で43歳の「いしだ壱成」と、タレントで19歳の「飯村貴子」が婚約を発表したことが話題になっています。
これに対して、「気持ち悪い」「あり得ない」「どうかしてる」など、ネットでは批判(ドン引き)のコメントがたくさん見られます。
しかし、「いしだ壱成」は完全に正しく、批判する人のほうがおかしいのです。
いしだ壱成が婚約を明かしたという記事について
いしだ壱成の結婚は、Yahoo!ニュースのトップにも載っていたので、多くの人の目に入ったでしょう。
記事元は、女性自身の「いしだ壱成 19歳恋人と婚約明かすも「どうしてもきつい」の声」というエントリーです。
実は同じサイトで、5ヶ月近く前に、「いしだ壱成 恋愛観は未成年?年下とばかり付き合う男のモロさ」という記事が投下されています。
引用すると
正直、気持ち悪さしか覚えない。
俳優のいしだ壱成さん(42)の交際報道をみて、筆者個人は中年にさしかかろうとする男性の“ノロケっぷり”にドン引きしました。
(略)
いしださんに限らず世の男性の中には、極端に若い女性ばかりを恋愛対象として考える男性が存在します。その心理には何があるのか。そして実際問題、うまくいくことはあるのでしょうか。
と書かれています。
また、記事の主旨としては、年下を狙う男性は
- 女性に社会経験が少ないので主導権が握れる
- 若い女性と付き合うと同性から羨ましがられる
- 自分自身の精神的な幼さに目を向けずにすむ
というモチベーションでやっていて、中年男性(いしだ壱成)が20歳以上も年下の女性を求めて、それって幸せなの?と主張してします。
しかし、40代男性が10代、20代の女性を狙うのは圧倒的に正しく、それに対して悪意たっぷりに非難するほうが異常です。
中年男性が若い女性を狙うことは何もおかしくない
男性は年齢に関係なく、10代後半から30代前半の、出産能力のある女性を求めるのが自然な振る舞いと言えます。
ちゃんとした収入や地位のある40代男性は、同世代の女性ではなく、一回りか二回り下の若い女性にアプローチするのが、むしろ当たり前です。
夫婦で子供を作ることを考えれば、35歳以下の女性と結婚するのが妥当だからです。
結婚という制度は、次世代に資産や文化を引き継ぐためにあり、子育てを想定しない結婚は単なる趣味です。結婚して妻子を養える能力のある中年男性が、自分より若い女性を求めるのは、必要に迫られてのことなのです。
それでは、なぜそのような当たり前の行動が非難されるのでしょうか?
ごく当たり前のことが女性からも男性からも非難される理由
一般的に、年配の男性が若い女性と婚約を発表すると、世間からは非難されます。
女性の場合、「若い女性に価値がある」という考え方が、事実であっても気に入らないという場合が多いのでしょう。先ほど引用した女性向けのメディアの記事も、同じようなモチベーションで書かれていると思われます。
男性の場合は、ほぼ100%純粋な嫉妬です。中年になって若い女性に好かれるような男性はすごいに決まっているし、同世代よりも若い女性と付き合えるほうがいいことは、男性自身も嫌というほどわかっています。悔しさを押し隠すために良識を気取って批判するのです。
いしだ壱成さんの過去の問題なども色々あるのでしょうが、そもそも大前提として、他人の恋愛に対してとやかく言う筋合いはありません。
芸能人の恋愛や結婚の問題はメディアでよくとりあげられます。それだけ大衆びとがよく飛びつき、簡単に意見を言いやすいものだからです。
しかし、「おめでとう」と言うのはいいけれど、批判を投げつけるのは行き過ぎた行為です。恋愛や結婚においては、あくまでも当人の選択を尊重しましょう。
そもそも、ネットの安全圏から誰かを攻撃する人が唱える「道徳」に何の価値があるのでしょうか?
「道徳」なんてのは、弱者の嫉妬が権威になったものに過ぎません。ドイツの有名な哲学者であるフリードリヒ・ニーチェがそれを明らかにしました。
矮小な嫉妬心すら抑えることができない人は、たくさん本を読んで精神を鍛えましょう。
批判するよりも相手のスゴさ認めて自分を鍛えろ
このような芸能ニュースに対して、嫉妬して呪いの言葉を投げつけるたびに、良い人生を送ることのできる可能性が減っていきます。
自分がよく知らない相手の能力を低く見積もるのは底辺の思考です。人は、他者の価値を認められなくなったとき、もっとも孤立しやすく、もっとも貧乏になってしまうのです。
むしろ、相手のスゴさを認めて、「自分もこうなれるように頑張る!」と思ったほうがずっと生産的です。
ニュースでいしだ壱成さんを見ましたが、イケメンとも言いづらい、そこそこのオッサンですよね。
ルックスが劣化した後も、人間的な魅力で年下の美女を射止めたのであれば、彼の言動を見習うべきでしょう。謙虚に論理的に考えれば、そうなります。実際、彼は才能に溢れ、友人も多く、ルックスなどを抜きにして見てもかなりのいい男と言えるでしょう。
今回の件について、「いしだ壱成」の婚約を批判する人の問題点を挙げるとするなら
- 当人同士の問題に対して勝手に軽々しく口を挟む
- 若さは価値であるという事実を直視できずごまかしてしまう
- 能力のある人のスゴさを謙虚に認めることができない
というところにあります。
芸能人の恋愛関係について、反射的に非難したくなってしまう人は気をつけましょう。
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