女に甲斐性がないから女性の社会進出が進まない?エリート女子が勘違いしていること

甲斐性無し」という言葉が昔はよく使われました。

頼りにならない男性や亭主は、よく「甲斐性無し!」と罵られたのです。

「甲斐性(かいしょう)」というのは、「生活の面倒を見てくれるような頼りになる気質、かいがいしい性質」のことを言います。

男性は、「甲斐性」というものを暗黙に求められていたのです。(今も大多数の女性には求められます……)

なぜ男性は「甲斐性」が求められたのか?

なぜ昔の男性は、「甲斐性無し」と罵られるのが一般的だったほど、甲斐性があって当たり前のものだとされていたのでしょうか?

それは、男性が妻を養えるだけの仕事を持って、妻は家事や育児をするものとされていたからです。

働いて賃金を貰えるのならば、そのお金を使って誰かを養うべきという考え方です。

そして男性は、その「甲斐性」という価値観をしっかり受け入れてきました。

威張ったり空気が読めなかったりするぶんだけ、しっかりと稼いで家にお金を入れてきたのです。

稼いだ人間は甲斐性を持つべきである理由

「稼ぎ」というのは相対的なものです。

その人の給料が高いか安いかは、あくまで相対的に決まります。

例えば、他の人の平均的な給料が月30万だったとしたら、月収10万円の人は、低賃金労働者と言えるでしょう。

逆に、他の人の月給が1万円だったら、月給10万の人は超高所得者です。

給料は相対的なものなので、お金を稼いでいる人は、お金を稼いでいない人の面倒を見なければいけません。そうしなければならないと法律で決まっているわけではありませんが、社会から無言の圧力が働くのです。

だから、相対的に給料が高い男性正社員は、結婚して妻と子供を養うのが当たり前とされてきました。

しかし、そのモデルは崩壊してきています。

男性も女性も同じように働くことが推奨される世の中になりました。そして、男女に能力の違いはないので、女性も男性と同じように高所得者になることができます。

しかし、ここで問題が発生します。

女性には「甲斐性」という価値観がまだ根付いていないのです。

稼いだ女性がよく思われない理由

稼いだ女性がよく思われない理由は、自分が相対的な高所得者であるにもかかわらず、誰かを養おうとは一切思わないことです

もちろん、稼いだからといって誰かを養う義務があるわけではありません。しかし、稼いだ人がその富を自分だけのために使おうとしたり、稼いだ上にさらに稼げる人と結婚しようとすると、社会は不安定になります。よって、直接口には出さずとも、稼いでいるのに誰かを養おうとしない人への世間の目は冷たいのです

「相対的に多くのお金を稼げる立場」と、「甲斐性を持つべきという規範」は、今まではセットでした。高給取りの男性には早く結婚しなさいよという圧力が働いていたのです。

一方で、現代は男女平等で、女性でも高給取りになりやすくなりました。一方で、高給取りの女性には、「自分より収入の低い男を養え」という規範は根付いていません。それどころか、「自分より年収の低い男と結婚するなんてとんでもない!」と思っている人さえいます。

ただ、道義的な観点から言えば、相対的に稼いでいる人は、稼いでない人と結婚するべきなのです。

エリート女子が勘違いしていること

あらゆるものごとには両面があります。一見「良い」と思われることも、よくよく考えてみれば「悪い」面とセットになっているものです。というより、「良い」「悪い」自体が、物事をどういう角度から見るかによって変わってきます。

現代は、高い給料を稼ぐことは「良い」こととされていて、みんなが(相対的な)高給取りを目指します。

しかし、それは社会のリソースを自分のところに集めているということでもあり、何かしらの方法でそれを還元することを世間から求められるのです。

エリート女子が勘違いしているのは、良い役職に付いて、高い給料をもらうことを、純粋に素晴らしいことだと考えている点です

彼女たちには、「もし高給取りになるのであれば、稼ぎの少ない夫と結婚して養う甲斐性も必要だ」という観点が抜けています。

「なんで頑張って稼いだ給料を他の誰かを養うために使わないといけないの!」と思うようであれば、お金を稼ぐのに向いていません。

高所得女性は低所得男性と結婚するべき

「所得が高い人は、所得の低い人と結婚して養う」これが正しい姿です。なんだかんだで男性はそれがよくわかっているので、自分より妻の給料が低くても気にしない人が多いです。

日本は「上昇婚」社会であり、女性は自分より年収の高い男性と結婚したがります。

よって、日本においては、年収の高い男性ほど婚姻率が高い一方で、女性は年収が高いと逆に婚姻率が下がってしまいます。

高所得者の女性は、しかるべき甲斐性を発揮して、低所得者の男性と結婚するべきなのです。

稼いでいる女性が稼げない男性を養うのが当たり前になったとき、男女平等社会の実現へのステップがまた一歩進むでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。