フランス大統領「マクロン」氏の25歳年上妻はなぜ美談になるのか

 

2017年の5月14日、エマニュエル・マクロン氏が、フランスの新大統領に就任しました。

マクロン氏は39歳で、フランス史上最年少の大統領になります。

そんなマクロン氏ですが、彼は現在のファーストレディであるブリジット氏と、17歳から交際しています。

ブリジット氏は25歳も年上で、当時マクロン氏と教師と生徒の関係であり、子供がマクロン氏と同級生で、しかも別の男性と結婚していたので不倫関係でもありました。

恋愛関係になったのは15歳くらいからで、マクロン氏の両親は「息子が18になるまで会わないでくれ」とブリジット氏に頼んだようですが、マクロン氏は17歳で、ブリジット氏と結婚することを宣言していたようです。

25歳差の夫婦ですが、そのことで、マクロン氏を評価する女性は多いようです。

25歳年上、教師と生徒の関係での浮気は美談?

女性の意見を代表するインフルエンサーということになっている「はあちゅう」氏などは、マクロン氏を大絶賛です。

引用はしませんが、他にも、マクロン氏を絶賛する女性がたくさんいます。

一方で、「もしこれが男女反対だったら美談どころではない」というのも素直な反応だと思います。

Twitterの厄介な人達が、こぞって「然るべき反応」を見せています。

マクロン仏大統領の件を疑問視するツイッタラー

40歳が15歳の男性と付き合うのは罪?

ちなみに、性交の同意年齢は、フランスの場合15歳なので、当時マクロン夫妻が身体の関係を持っていたとしても、罪にはあたりません。

ちなみに、日本の場合は、刑法では13歳です。
しかし、条例で、現実的には17歳以下と関係を持てば逮捕される場合があります。

日本は近代的な法概念が根付いているとは言えず、その場の雰囲気やノリや差別意識などで罪状が決まることもある国です。
俗に言う「淫行条例」も、条文が不明瞭であり、現場の運用で罪が決められてしまうようです。

しかし、そのような形でも実名報道されてしまうところに、「日本的な裁き」の怖さがあります。

その日本の「淫行条例」にしても、施行が2005年(マクロン夫妻の交際以後)であり、女子高生の援交が流行していたなどの背景があったことで制定されました。
金や権力や立場を使って、若い女性を搾取する男性への批判から、現在の状況が生まれたのです。

現代の価値観は「自由恋愛」ではありますが、18歳未満の人間は判断力が確立していないので、仮に「同意」や「愛情」あったとしても、交際は許されないということになっています。

その考えで言えば、マクロン大統領の件に関して非難があっても、無理はないのかもしれません。

やはり男女の違い?

もし、マクロン氏と夫人の男女が逆であれば、さすがに「自由を認める国フランス」と言えども、顔をしかめられるような話だったでしょう。

というより、マクロン氏が大統領には絶対になれなかったと思います。

年上の男性が不倫をして年下の女性と交際することは数多くあるのに対して、マクロン大統領の場合は男女が逆で、レアケースです。
また、大統領になったのは、「被害者」であるマクロン氏のほうです。

男女の非対称性がはっきりしているからこそ、「逆に評価される」ということになっています。

マクロン氏が評価されているのは、「やはり女性は若さが大事」ということを、多くの人が実感している裏返しなのかもしれません。

肉体的ではなく精神的だから?

年上男性が年下女性と付き合うのは身体目当てであり、年上女性が年下男性と付き合うのは「精神的な交流」なので大丈夫、という意見もあります。

言うまでもなくこのような発言は差別的です。
仮にマクロン氏が女性でブリジット氏が男性だった場合、「精神的な交流」という言葉は出てくるでしょうか?

いずれにしろ、男女関係における「知性」に対して、あまり期待できるものではないことがわかります。

マクロン大統領はリベラル寄りの姿勢で知られますが、掲げている信条も本人の生き様も一貫していて見事という他ありません。

一方で、「男女逆転」だからこそ評価に繋がったという経緯を考えれば、それはのちのちの政権にとってマイナスの要因になる可能性もあります。

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